19歳という若さでスペイン代表、バルセロナで中心選手として活躍するぺドリ。彼が天才たるゆえんはどこにあるのか、何が凄いのかを解説していきたいと思います。
また天才といわれるぺドリのプロフィール(経歴)や年俸なども気になりますよね。19歳にして世界レベルのプレイヤーとなったぺドリのプロフィールや年俸も詳しく書いていこうと思います。
ワールドカップでは日本代表と対戦する機会もあるので、ここでぺドリという選手を知ったうえで試合を見ると、より一層楽しめると思います。それでは行きましょう!
目次
ペドリの凄さと天才たるゆえんを解説!
FCバルセロナの主軸とし活躍している若き司令塔ペドリの凄さについて、私の見解をお伝えします。
データ | |
本名 | ペドロ・ゴンサレス・ロペス Pedro González López |
国籍 | スペイン |
出身地 | テグエステ |
生年月日 | 2002年11月25日 |
年齢(2022年11月時) | 19 |
身長・体重 | 174㎝・61㎏ |
ポジション | MF |
所属チーム(2022年時) | バルセロナ |
では、ペドリの凄さですが、技術の高さが彼の凄さです。華麗なドリブルや柔らかいタッチ、正確なパス、そして献身的な守備などMFとしてのほとんどの能力が高いレベルにあります。また19歳という年齢からは想像できないほどの落ち着きを持っています。
19歳ですとやんちゃしてしまったり、若さがプレーに出てしまう選手も多いのですが、ぺドリは常に落ち着いている印象です。その落ち着きから繰り出されるプレーは見ていてワクワクしてしまいます。バルセロナのレジェンドのイニエスタなどを彷彿(ほうふつ)とさせる、そんな選手です。
これぞぺドリだというプレーの例を挙げると、2021/2022シーズンラリーガ第30節のバルセロナ対セビージャ(2022/4/4)でのぺドリのゴールです。ボールをバイタルエリア(ペナルティエリアの少し手前)でボールを受けたぺドリは左足のキックフェイントでDFをかわし右足に持ち替え、さらにもう一度キックフェイントで2人目のDFもかわし、ゴール左隅へシュートを決めました。ゴール前での落ち着き、フェイントからのスムーズな持ち運び、正確なシュートとまさに完璧なゴールでした。落ち着きと技術の高さというぺドリの特徴がが集約されたようなゴールでした。
ゴールシーンは下記動画の3:40~です。
また、ペドリは天才と言われていますが、その通りだと思います。先ほども述べた通り、技術の高さや落ち着きは勿論のこと、若くしてスペイン代表やバルセロナの選手たちと考えを共有できますし、同じレベルでプレーすることができる強度があるのも凄みです。
2020/2021シーズンぺドリはバルセロナでメッシとチームメイトとしてプレーしていました。メッシとのコンビネーションは抜群で、長年一緒にやってきたのかと思うほどでした。それを象徴するプレーがあります。
2020/2021シーズンラリーガ延期分第2節バルセロナ対アスレティック・ビルバオ(2021/1/6)のメッシの得点シーンです。メッシから縦パスを受けたぺドリはワンタッチで中へと切り込みDFとGKを引き付けると、後ろに走りこんできたメッシへ足の裏を使ったトリッキーなパスを通し、メッシが流し込むというゴールでした。
そのペドリのトリッキーなパスからメッシが決めたゴールシーンは4:10あたりから
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お互いが信頼しあっているからこそ生まれたゴールだと思いますし、当時18歳のぺドリが世界最高の選手であるメッシとこれだけのコンビネーションができるのですから、天才と言われるのも納得ですね。
ではここで、ペドリの経歴について振り返ってみたいと思います。
ペドリの経歴
ペドリですが、テグエステに生まれ地元のクラブでサッカーを始めました。2018年にはレアル・マドリードのテストを受けましたが不合格。ラス・パルマスというチームでプロを目指します。
ラス・パルマスではカンテラ(下部組織)で1年を過ごし、16歳でプロ契約を結びました。2019/2020シーズンはリーグ戦36試合に出場し、4得点を記録しました。
ラス・パルマス時代のペドリの映像。16歳とは思えないプレーですよね。
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2019年にバルセロナへの加入が決まり、2020年に正式加入しました。2020/2021シーズンはバルセロナでスタメンに定着。スペインの世代別代表でも活躍し、東京オリンピックにも出場しました。ぺドリは2021年の公式戦に75試合出場。コパ・トロフィーとゴールデンボーイ賞(ヨーロッパ若手最優秀選手)を受賞し、瞬く間に世界トップレベルの選手となりました。
今では、バルセロナとスペイン代表で中心選手として活躍。まだ19歳のぺドリですが、これからどこまで成長していくのか、楽しみな選手ですね。
最後に気になるのは、ペドリの年俸ではないでしょうか?
ペドリの2022年の年俸はいくら?
19歳(2022年11月時)のペドリの年俸ですが、日本円で推定13億円と言われています。2019年時は推定3900万円だったことを考えると、単純計算で3年で30倍ほどになっています。
※£1(スターリングポンド)≒166日本円(2022年11月時)
バルセロナの現エースのレヴァンドフスキが推定での年俸が26億円と言われているので、ぺドリはレヴァンドフスキのちょうど半分の年俸をもらっているということになります。19歳でこれだけもらえているのですから、凄いですね。
ただ、バルセロナのチーム内での年俸のランキングだと9、10番目となっています。
レヴァンドフスキと同じくらいチームへの貢献度が高いので、まだまだ上がる見込みはありそうですね。バルセロナもぺドリとの契約を見直そうとしているみたいです。ただ財政が少し厳しい状態であるので、いきなりグンと上がることはないと思いますが、これから徐々に上がっていくと思います!
ペドリの凄さまとめ
今回は19歳で世界で活躍するぺドリを紹介しました。高い技術と、19歳とは思えない落ち着きがあり、見ている側も楽しくなるようなプレーを見せてくれます。ワールドカップではスペイン代表の主力選手として、日本代表と対戦します。日本にとってはかなり脅威(きょうい)ですが、楽しみな対戦ですね。
16歳でプロ契約をしてからたった3年ほどで世界トップレベルの選手へと成長しました。ものすごい勢いで成長していますが、まだまだ年齢的にも伸びしろがあると考えると、楽しみで仕方がないです。今後も世界を驚かせるようなプレーや活躍に期待しましょう!