【2022-2023】アトレティコマドリー(ラリーガ)の戦術とフォーメーション!3人の注目メンバー

アトレティコ・マドリーフォーメーション

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スペインのラ・リーガに属するアトレティコ・マドリードは国内外で活躍するビッグクラブです。国内リーグ戦のラ・リーガやヨーロッパリーグ、国王杯などのタイトルを勝ち取ってきました。

そんなアトレティコ・マドリ—ドは2022-2023シーズンをどのような戦術のフォーメーションで戦っているのでしょうか?また、どんな注目選手がいるのでしょうか?

この記事を読むと、2022-2023シーズンのフォーメーション注目選手が分かり、より一層アトレティコ・マドリードの試合を観るのが楽しくなることでしょう!

アトレティコ・マドリーの戦術とフォーメーション|2022-2023

それでは、2022-2023シーズンのアトレティコ・マドリーの戦術とフォーメーションをご紹介しますが、その前にアトレティコ・マドリーのチームについて簡単にお伝えします。

アトレティコ・マドリーのチーム概要

データ
チーム名アトレティコ・マドリード
言語表記Club Atletico de Madrid
創設年1903年
所属リーグラ・リーガ
所属ディビジョンプリメーラ・ディビシオン
(ラ・リーガ1部)
ホームタウンマドリード州マドリード
ホームスタジアムエスタディオ・メトロポリターノ

アトレティコ・マドリードはスペインのラ・リーガに所属するビッグクラブです。

過去には国内リーグを11回国王杯を10回UEFAヨーロッパリーグ(通称EL)を3回優勝し、UEFAチャンピオンズリーグ(通称CL)では3回準優勝を果たしています。

また、フェルナンド・トーレスディエゴ・フォルランラダメル・ファルカオルイス・スアレスなどのスーパースターが在籍していたことでも有名です。

アトレティコ・マドリードの特徴は、監督であるディエゴ・シメオネが2011年12月から2022年10月現在まで10年以上にもわたって指揮をとっていることです。

しかしここ数年、2017-2018シーズンのヨーロッパリーグでの優勝と2020-2021シーズンのラ・リーガでの優勝以外目立った成績がありません。

2022-2023シーズンのアトレティコ・マドリードは、22人の選手中25歳以下の若手が4人しかおらず選手の平均年齢が27.7歳となっています。そのため、チームの若返りには時間がかかる可能性があり、ラ・リーガやチャンピオンズリーグでの優勝はこの1~2年が勝負になってくるでしょう。

それでは、2022-2023年のアトレティコ・マドリーのフォーメーションを紹介します。またベストなスタメンについて個人的に考えてみました。

アトレティコ・マドリーの戦術とフォーメーション|2022-23シーズン

では、最初に2022-23シーズンの実際のアトレティコ・マドリーのフォーメーションを確認しておきます。

ラリーガ6節 VSレアルマドリード戦

システム 3-5-2

GK J.オブラク

DF マンダーヴァ、A.ヴィツェル、フェリペ

MF Y.フェレイラ・カラスコ、コケ、G.コンドグビア、R.デ・パウル、M.ジョレンテ

FW J.フェリックス、A.グリーズマン

アトレティコ・マドリーフォーメーション

アトレティコ・マドリードの基本フォーメーションは4-4-2ですが、今期は3-5-2も多く使われています。

3-5-2の場合、ディフェンス時には5-3-2あるいは4-4-2のような形になり非常に強固な守備を行うのが特徴です。

また、アトレティコ・マドリードはバルセロナのように後ろから無理にボールを繋いでゲームを組み立てるリスクを負いません。

そのため、シンプルに前にボールを蹴ることもあれば、守備を固めてカウンターを狙う戦術をとることが多いです。

このフォーメーションは試合中に選手の配置が変わったり、チームとしての狙いがめていてわかりやすかったりするのが魅力的です。

ですが、私としては以下で紹介するメンバーがベストなフォーメーションと考えます。

アトレティコ・マドリーのベストフォーメーション

こちらが個人的にベストと考えるアトレティコ・マドリーのフォーメーションです。

システム 4-4-2

GK J.オブラク

DF N.モリーナ、S.サヴィッチ、J.ヒメネス、マンダーヴァ、

MF R.デ・パウル、コケ、A.ヴィツェル、T.ルマル

FW A.グリーズマン、A.モラタ

アトレティコ・マドリーフォーメーション

GKには守護神J.オブラクを選出しました。

SB(サイドバック)には攻守ともにバランスの良い若手のモリーナと経験豊富でフィジカル・メンタル面ともに申し分ないのないマンダーヴァにしました。

CB(センターバック)には堅実でリスクの少ない守備をするサヴィッチ、強靭なフィジカルを武器に戦うJ.ヒメネスがシメオネのサッカーにマッチすると考えます。

MFにはディフェンス時のバランスやドリブル突破、ボール保持の観点から上記の4人を選出しています。彼らのほか、M.ジョレンテサウールカラスコなどの選手を交代で投入したり、過密日程時のローテーション要因として出場させたりできます。そのため、アトレティコ・マドリードのMFにおける選手層は厚いと言えるでしょう。

最後にFWにはグリーズマンモラタを選びました。

グリーズマンはCF(センターフォワード)というよりはもう少し低い位置のST(セカンドトップ)でプレーをします。パスを受けて展開したり、ラストパスを供給したり、時には自らゴールを狙ったりなど多くの選択肢を持っています。

もちろん人によっては期待の若手であるフェリックスや10番のコレアを推す人もいると思いますが、安定感や過去の実績から今回はグリーズマンを選びました。

もう一人は189㎝の長身で足元の技術もあるモラタをCFとして選出しています。攻撃の起点になれるため彼のような選手がチームに一人いると助かりますね。

アトレティコ・マドリードは経験豊富な選手が多く、選手層も薄くないです。しかし、リーグでの優勝を目指すにはレアルマドリードバルセロナからいかに勝ち点を奪い、このほかのチームで勝ち点をこぼさずに戦えるかがカギになってきます。

さて、2022-23シーズンのアトレティコ・マドリーの注目メンバーを確認しておきます。

アトレティコ・マドリーの注目メンバー|2022-2023シーズン

では、2022-23シーズンのアトレティコ・マドリーの注目メンバーを3人ほど紹介します。

  • モラタ
  • ヴィツェル
  • フェリックス

それでは、一人ひとり詳しくご紹介しますね。

モラタ

データ
名前
(背番号)
アルバロ・ボルハ・モラタ・マルティン
(19)
生年月日1992年10月23日
年齢(2022年10月時)30歳
国籍スペイン
身長・体重189㎝ 85㎏
ポジションFW
利き足右足
代表スペイン

モラタは、レアルマドリードチェルシーユベントスなど各国のビッグクラブを渡り歩いてきたスペイン代表のFWです。

189㎝と比較的大柄ながら足元の技術が高く、相手DFとの駆け引きもできるのがモラタの特徴と言えます。

しかし、185㎝のレヴァンドフスキ(バルセロナ)、190㎝のルカク(インテル)、195㎝のイブラヒモビッチ(ACミラン)、195㎝のハーランド(マンチェスターシティ)などの大柄な選手たちの中ではフィジカルコンタクトが強くないのが欠点です。

直近のゴールでいえばラ・リーガ第10節のラージョ戦でグリーズマンからのボールをゴールに流し込んでいます。一見簡単そうに見えますが、速いスピードのボールを逆サイドのゴールネットに流し込むという非常に難しいゴールをしっかりと決め切っています。

フィニッシャーとしてはもちろん、攻撃の起点となったり、個人で打開できる突破力があったりするのがモラタの強みと言えるでしょう。

今年のモラタがどれだけ得点に絡めるのかは非常に注目です。

ヴィツェル

データ
名前
(背番号)
アクセル・トマ・ヴィツェル
(20)
生年月日1989年1月12日
年齢(2022年10月時)33歳
国籍ベルギー、マルティニーク
身長・体重186㎝ 81㎏
ポジションMF
利き足右足
代表ベルギー

ヴィツェルはドルトムントでも活躍していたベルギー代表の33歳ベテランです。

フェリクスやモラタのように華麗なプレーで観客を魅了することは少ないですが、守備的な陣形を取ることも多いシメオネの指揮下では欠かせない選手です。

ヴィツェルは全体的なバランスを取る守備的な位置でリスク管理を行ったり、ゲームメイクを行いパスを供給したりします。

また、運動量が豊富で試合を通してハードワークを続けられるため守備的なMFのお手本のような選手です。

ヴィツェルが試合に出ているときには、攻撃時や守備時にどのようなポジショニングを行っているのかに注目すると面白いと思います。

ヴィツェルのポジショニングからその日の役割とチーム全体の方針を考えるとより試合が面白くなるはずです。

例えば、どのような立ち位置でボールを引き出して捌いているのか、どれぐらいの距離感を保っているのかです。

ぜひヴィツェルにも注目してみてください!

フェリックス

データ
名前
(背番号)
ジョアン・フェリックス・セケイラ
(7)
生年月日1999年11月10日
年齢(2022年10月時)22歳
国籍ポルトガル
身長・体重181㎝ 70㎏
ポジションFW
利き足右足
代表ポルトガル

フェリックスは22歳の期待の若手選手です。

局面を打開できるドリブルチャンスを作り出す能力に秀でていますが、調子に波があるのが玉に瑕の選手です。

確かにゴール近くでのプレーは同年代でも頭一つ抜きんでていますが、そのパフォーマンスを安定的に維持できなかったのがハーランドのように大ブレイクできていない要因でしょう。

なぜパフォーマンスが不安定だったのかというと、戦術理解度がやや低いと感じられることがあるためです。いくらフェリックスといえど規律を守ってプレーしなければならず、孤立したり試合にフィットできていなかったりする場面が見られていました。

しかし、アトレティコ・マドリードでの3年目を迎える今シーズンではようやく慣れてきたのか比較的プレー精度が安定してきており、チームに欠かせない選手の一人として成長してきています。

スアレスが退団した穴をモラタやグリーズマンとともに埋めることができるのか、チームに貢献したうえでフェリックス自身の輝きを放つことができるのかに今期は注目です。

他にも注目すべきメンバーはコレア、グリーズマン、オブラクといますが、まずはこの3人を抑えておいてくださいね。

アトレティコ・マドリーのフォーメーションまとめ

最後に2022/2023シーズンのアトレティコ・マドリーのフォーメーションや注目選手についてまとめます。

アトレティコ・マドリードは4-4-2のフォーメーションを基本としながらも、可変的な3-5-2を形を取り試合の中で5-3-2のような形なるなど流動的な戦術を持っているチームです。

そのため、どの選手がどのような役割を与えられているのかなどを考えながら見るとより一層試合が面白くなると思います

また、非常に質の高い選手が在籍していますので、戦術と選手の両方に注目しながら見てみてください!

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